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  サザンオールスターズが3月末から開催している6大ドームを含む全国11か所で計22公演を巡る全国ツアー『WOWOW presents サザンオールスターズLIVE TOUR 2019「“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!」supported by 三ツ矢サイダー』その中盤戦にも当たる5月12日のメットライフドーム公演を観てきた。

  昨年の6月25日にデビュー40周年を迎えたサザンオールスターズ。昨年はデビュー記念日を含めた2日間に渡り初めてのNHKホールでのワンマンライブを行い、2枚組のプレミアムアルバム『海のOh, Yeah!!』をリリース。またサザンとしては13年ぶりに出演した『ROCK IN JAPAN FES』で大トリを務め、NHKの紅白歌合戦に出演した際の北島三郎やユーミン(松任谷由実)を巻き込んだ破茶滅茶なパフォーマンスは平成テレビ史に残る名場面として記憶に新しい。


  そんなサザンとしても重要トピックスが積み重なったメモリアルイヤーの延長線にあり締め括りの意味合いを持った今回の全国ツアー。やっぱりサザンは凄かった。正直の所これに尽きてしまう。ツアー直前のインタビューで「90パーセントのマンネリと10パーセントのサプライズでもって」と桑田佳祐 (Vo.) が口にしていたので一体どんなライブになるのかと身構えていたのだが、近年のライブとは全く異なるバイブスで展開されていて見事に裏切られた。

  という訳で僕が覚えてる限りの事を軽いライブレポートとしてブログに書き留めようと思うが、このツアーは来月まで続くのでライブのネタバレを避けたい方は読まない事をオススメし。あと僕は後にも先にもこの1公演にしか行っていないので、他の会場と今公演の演奏や演出を比較するような記事は書けないのでその辺はご了承下さい。









  開演予定時間の17時を少し過ぎた。サザンオールスターズの40周年を見届けようとメットライフドームに駆け付けた約3万人のファンによってウェーブが行われていた。メットライフドームという名前に馴染みのない方は“西武ドーム”と言えばお分かり頂けるであろうか。サザンがこの会場でライブを行うのは1996年に開催された『ザ・ガールズ 万座ビーチ』以来23年ぶりであるのだが、それ以前はちょいちょいサザンも西武ドームでライブを行なっていて実はサザンとは親和性の高い会場ではあるのだ。

  会場が暗転していよいよライブが始まる。とは言っても屋外同然の会場内は十分明るい。ステージは中心部を隠すように白い幕で覆われており全貌は分からない。ステージサイドに設置された巨大スクリーンにはSEと共に1978…1979…1980…という数字が浮かんでは消え年代を刻んでいく。各年代によってフォントが違うというディテールに拘られたオープニング映像である。そして時代が進んでいき 2016…2017…2018…2019…。

  いきなり「東京VICTORY」のWow…という桑田佳祐の高らかな歌声が会場に響き渡る。同時にステージを覆っていた白い垂れ幕には並んで拳を突き上げるサザンメンバー5人の影が映し出される。《時を駆けるよ Time goes round》白い垂れ幕にギターをストロークしながら歌う桑田のシルエットが浮かび上がると会場は歓声で揺れる。冒頭のサビを歌い終えると同時に垂れ幕が降ろされてステージの全貌が露わになった。歌詞の一部がこの日の会場である「SAITAMA」に変えてある粋な計らいも。いきなり数万人の大合唱が響くコーラス部分は今から始まるライブの大成功を確信させるものであった。

  2曲目に演奏されたのは「壮年JUMP」!ライブの中盤〜終盤に演奏するだろうと高を括っていた新曲がまさかの2曲目で仰天。昨年リリースされたばかりの新曲ではあるが《色んな歌 ありがとう ステージで》という歌い出しで早くもライブ終わりの哀愁が漂ってしまうが《再開の日 所沢に帰ってきたよ》と歌詞を変えてファンを喜ばせた。表舞台からフェードアウトしていったいつかのアイドルやスターに想いを馳せた何処か儚げなこの楽曲のマインドが色褪せないサザンのポップサウンドに昇華されていく。

  スクリーンに茅ヶ崎のシンボルである烏帽子岩が映し出されると懐かしのブラスサウンドが。1995年に開催された『ホタル・カリフォルニア』で一度耳にしたあのメロディである (無論自分はDVDで) 。そのまま原由子 (Key.) が奏でる「希望の轍」のイントロで会場からは歓声が上がる。何度でも何度でも聴いていたい傑作イントロである。先程から記載するのを忘れていたがここまで3曲とも桑田はギターボーカルで演奏に参加している。昨年のライブや音楽番組では全てハンドマイクだったのにも関わらず、何か心境の変化でもあったのであろうか。
桑田「“令和”最初の西武ドームでありまして誠におめでたい事でございます。ありがとうございます。昨日もあったんですけど全然盛り上がらなくて…開演1時間後くらいでお客さん8割くらい居なくなっちゃって…今日は頑張ります」
桑田「それでは最後の曲です」
客「(爆笑)」
桑田「ズルイよね。絶対ウケルもんね」
客「(笑)」
桑田「では、お別れに聴いてください。『サヨナラは悲しい歌』」
客「……」
桑田「あ、これはウケないんだ(苦笑)」

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  何年が経っても決して驕る事のない態度と気さくなジョークでその場を和ませた後は昨年から続くメモリアルイヤーを飾った新曲「闘う戦士たちへ愛を込めて」を披露。これまたライブでは初めてギターボーカルでの演奏となった。先程まで流れていたほのぼのとした空気感が良い意味で張り詰める風刺曲。それでいてこの厳しい競争社会を生きる全ての人へ向けられた応援歌なのだ。松田弘 (Dr.) が小刻みなハイハットから「SAUDADE〜真冬の蜃気楼〜」。そしてこの季節にはピッタリの「彩〜Aja〜」、サザン流の沖縄賛歌「神の島遥か国」、70年代のキナ臭い時代感を反映した「青春番外地」、80年代の実験的なサウンドが印象的な「欲しくて欲しくてたまらない」が立て続けに演奏されていく。これらの楽曲群はサザンの数ある楽曲の中でもド真ん中で鳴っていたタイプの曲ではないが『KAMAKURA』や『さくら』『キラーストリート』や『葡萄』など…それぞれの時代で行われて来たアルバム制作の中で模索して来た“ポップスの形”を鮮明に映し出した実にシンボリックでエバーグリーンな楽曲ばかりである。

  サポートメンバーである片山敦夫 (Key.) のオルガンから「Moon Light Lover」に繋ぐと間奏では山本拓夫 (Sax) がハーモニカで彩りを加えていく。斎藤誠 (Gt.) がアコギで華麗にフラメンコ風のアプローチを見せると「赤い炎の女」へ。ステージからは小さい炎が吹き出し楽曲の世界観を再現していく。続けて演奏されたのは昨年にリリースされた『海のOh, Yeah!!』に収録されている「北鎌倉の思い出」。アルバムで初めて聴いた時から大好きな1曲であったが原由子の母性が滲み出る透明感のある歌声と美しいストリングスが絶妙に絡み合い、行った事すらない鎌倉に思わず想いを馳せてしまう。やはり原由子の声も桑田佳祐に負けず劣らずサザンの声なのだ。

  ここでのMCでは桑田佳祐からメンバー紹介が挟まれる。サポートメンバーの1人1人を愛のあるイジリで丁寧に紹介していき、サザンメンバーでは松田弘がジャイアンツのキャップを被りながら楽しそうに王貞治や原監督に纏わるエピソードを披露し桑田から「ここ西武球場だけど」と諭され、野沢秀行 (Per.) はSEKAI NO OWARIのDJ LOVEのお面を付けていた事で桑田にメンバー紹介をスルーされた。原坊は俳句を披露するなど愛嬌のあるMCで会場を和ませ、関口和之 (Ba.) は「本気でダンサーになりたいんです」と突然のカミングアウト!?相変わらず個性溢れるサザンのメンバー紹介であった。

  黄色い仮面を付けた怪しいダンサーが現れたかと思うと、ここでまさかの「古戦場で濡れん坊は昭和のHERO」へ。独特なリズムと不穏なサウンドが特徴的なこの楽曲は80年代という音楽集団として過渡期のサザンを象徴するマイナーソングである。続けて演奏された「JAPANEGGAE」ではドープな世界観に会場のバイブスは一気に塗り替えられていく。

   サザンが初めて活動休止に入った1986年以降の課外活動 (桑田ソロやKUWATA BAND) で培われたであろう音楽的なノウハウが還元された事が音像からも伝わって来るアダルティなドゥーワップ「女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ) 」、Mr.Childrenの桜井和寿と音楽プロデューサーであるコバタケ (通称:小林武史) が率いるBank Bandがカバーした事でも知られるのサザンの名バラード「慕情」なども披露され会場にいる3万人が桑田の歌声に酔い痴れた。

  今回のメモリアルツアーで特筆すべきは未完成の新曲がセットリストに組み込まれている点だろう。これまでも未発表の新曲をライブで披露する事は何度かあったが、ツアーを回りながら楽曲を育てて熟成して行くという試みは初めてではないだろうか。大した曲では無いと前置きされて披露された「愛はスローにちょっとずつ」という仮タイトルが付いた新曲はスローテンポのラブバラードだった。《もう愛なんて要らないさ / 1人で生きるんだ / 君だけが夢に訪れる》この楽曲では“さよなら”も言えずに居なくてしまった君への愛が主人公の中で時間と共に色褪せて行く様子が儚げに歌われている。ツアーが終了したらこの楽曲のレコーディングに入っていく予定らしいので音源が届く日が待ち遠しくて仕方ない。

  ステージ上のスクリーンにプロレスの試合がモノクロ映像が映し出されると「ゆけ!! 力道山」に突入。プロレス大ファンである桑田のリスペクトとスライ・ストーンを彷彿とさせるファンク調のアレンジが相見える事で重厚感のあるグルーヴが醸成していく。そして桑田がレディオヘッドなどに影響を受けていた事からオルタナやグランジに傾向していた90年代後期の楽曲「CRY 哀 CRY」、アコースティックギターでの弾き語りから壮大なブラスホーンとストリングスが融合する90年代前期の楽曲「HAIR」と続いていく。90年代前期というと先述したプロデューサーのコバタケがサザンの制作に加わっていた時期でもあり、サザンオールスターズという音楽集団が待ち合わせる多面性を改めて思い知らされる。

  演奏後は突然「忘れられたBIG WAVE」のオケが流れ出し、関口が男性ダンサーと共にダンスを披露。スクリーンには『ダンサーの夢を叶えています』の文字が(笑)先ほどの関口の意味深なMCはこの為の伏線だったのだ。関口がダンスで会場を和ませると先ほども現れた黄色い仮面の謎の男が登場し何もせずフェードアウト。訳が分からず会場からも笑いが漏れた。

  サザンのデビューシングル『勝手にシンドバッド』のカップリングとして収録されている「当って砕けろ」と過去には紅白歌合戦で披露もされた「東京シャッフル」がメドレー形式で演奏されるとお次はサザンとは長年の交流があるラジオDJの小林克也が映像で出演。「ロックンロールナンバーをかまそうぜぇい!」という小林のフリから「DJ・コービーの伝説」へ。この曲のモデルは誰あろう小林克也。桑田がこの曲に込めた想いを現役で体現し続ける小林克也もまた最高にロックンロールである。

  小林克也の映像出演の興奮も冷めやらぬ中「わすれじのレイド・バック」の演奏が始まる。中央スクリーンにはまだ青年期のサザンメンバー写真がスライドショーで映し出され、心地の良いカントリーバラードに会場が肩を揺らしている。これはアカン!泣いてしまう!最後の歌詞は《ひとりりとりを抱きしめたいのさ》と変更され、サザンファンには堪らない15年越しの演出であった。毛ガニのアップテンポなパーカッションから「思い過ごしも恋のうち」で会場からは一斉のクラップが巻き起こった。「当って砕けろ」から「思い過ごしも恋のうち」まで初期のナンバーが連発したが最後は『葡萄』に収録されている「はっぴいえんど」でしっとり締めた。

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  ジュリアナ扇子を持ったバブリーなダンサーの登場でステージを彩った「シュラバ★ラ★バンバ」ではエレクトリックなグルーヴで会場のボルテージを高め「マチルダBABY」、「ミス・ブランニュー・デイ」、「イエローマン〜星の王子様〜」とキラーチューンを連発しオーディエンスをこれでもかと煽っていく。「イエローマン〜星の王子様〜」では例の仮面の男が再登場し無事伏線回収。彼が“イエローマン”だったという解釈で良いのだろうか。本編のラストを飾ったのは爆発的なダイナミズムを内在したハードロック「マンピーのG★SPOT」!桑田は昨年のロッキンでも披露したパンティ型のズラを被っているがパンティの中央には埼玉県のシルエットと『さいたマンピーのG★SPOT』の文字が。くっ、下らなすぎる!怒られんぞ!昨年のロッキンではパンティを顔に被った男性ダンサーのみのパフォーマンスで生き地獄のような光景だったが、今回は水着の女性ダンサーも登場し華やかなフィナーレであった。

  さて、ここからはアンコール。「元気があればアンコールもやっちゃうよ?みんな盛り上がるぞぉ〜」という桑田の煽りからアンコールの1曲目に鳴らされたのは「I AM YOUR SINGER」であった。2008年にサザンオールスターズが無期限活動休止を発表した際にリリースされたサザンからファンに向けられたメッセージソングである。無期限活動休止前に日産スタジアムで4日間に渡って行われたワンマン『真夏の大感謝祭』では楽器を持たずに踊りながらこの曲を歌唱した5人。あれは何処かウェットにさせない照れ隠しのように見えたし、楽器を置いて一旦「バンド」を離れるという意思表明のように僕には見えたりしたものだ。あれから約10年が経った今日。目の前でサザンオールスターズの5人が《唇に微笑みを》ではなく満開の笑顔でバンド演奏をしている。これが如何に尊いことか。あの会場にいた1人1人のファンがそんな想いを噛み締めていたに違いない。

  横浜を舞台にして大人の危うい恋愛模様が描かれる名曲「LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜」を披露すると、スクリーンに流れるのは長嶋茂雄の引退セレモニーの映像が。野球に関してはド素人である僕でも知っている有名すぎるシーンである。思っていたような大学生活を送れずに人生に対して葛藤を抱いていた当時の桑田が何気になく立ち寄った喫茶店で見た長嶋茂雄の引退セレモニーに人目もはばからず泣いたという青春のカタルシス「栄光の男」では先日引退を発表したイチローの写真も映し出され、時代の移り変わりが胸に込み上げる。生粋の野球少年であった松田弘もいつの間にか西武ライオンズのキャップを被ってドラムを叩いていた。
毛ガニ「みんな盛り上がってるかあ!?楽しんでるかあ!?初めまして、私がパーカッションの“毛ガニ”でございます。俺のことをメンバー紹介で無視するんだ!桑田この野郎!声を大にして言いたい!僕だってサザン大好きなんだ!ふざけるなあぁ!」

  毛ガニの魂の絶叫からコールアンドレスポンスを交えてサザンオールスターズが鮮烈なデビューを果たしたサンバ風のアグレッシヴなロックチューン「勝手にシンドバッド」へとなだれ込む。思えばタンクトップとジョギングパンツ姿でテレビに出演していたデビュー当時のサザンは強烈なビジュアルとお祭り騒ぎのパフォーマンスで「コミックバンド」として扱われ「すぐ消える」と言われていた。だが40年が経って蓋を開けてみれば消えていたのは「コミックバンド」というレッテルと彼等に後ろ指を指していた連中の方であった。

  ステージでダンサーと絡む桑田とそれを後ろから笑って眺める原由子。パーカッションで彩りを加える毛ガニ。佇まいは静でありながらベースラインで無邪気さを見せる関口と力強いタム回しでバンドの要を体現する松田。この5人を今この時代に目の前にして熱い胸騒ぎを起こさずにいられるか。サザンオールスターズというバンドの本質は恐ろしいほど不変だ。桑田が新宿のライブハウスからの中継で「目立ちたがり屋の芸人です」と叫んだ40年前のスポットライトから何も変わらずに全員が還暦を迎えた今もサザンは音楽人生の青春を謳歌しているのだ。

  3時間半にも及んだライブのラストを飾ったのは「旅姿四十周年」という今回限りのスペシャルなタイトルが付けられたバラードであった。言わずもがな本来のタイトルは「旅姿六人衆」である。この楽曲が発表されてから36年が経った今、バンドメンバーも1人が欠けて「旅姿六人衆」とは言えなくなり、ライブで演奏される事も無くなった。だが大勢のスタッフに支えられ、そこにサザンの音楽を楽しみにしている何万というファンがいるという根本的なフォーマットは変わらない。今回、タイトルを変更して歌われた事に複雑な想いを吐露するファンの姿も見受けられたが、40周年というメモリアルイヤーの最後にタイトルを変えてでもこの楽曲を選曲した桑田佳祐の想いの丈を想像すると僕は胸が引き締められる。これ以上ない最高のフィナーレであった。


  昨年のロッキンで大トリを務めたサザンオールスターズのライブを観た時、僕は『40年というキャリアの縮図であり、日本音楽界の軌跡』と評した記憶があるが、今回は違った。そこにはサザンがコミックバンド的な扱いから脱却した「いとしのエリー」も10周年での大復活を高らかに歌った「みんなのうた」も桑田が監督を務めた映画の主題歌「真夏の果実」も……そしてこれは例外かも知れないが自身にとって最大のセールスであり国民的大ヒットを記録した「TSUNAMI」も無かったが、3時間半にも及んだライブは40年というキャリアの等身大であり、デビュー41周年へと歩みを進めるサザンオールスターズの更なる躍進を指し示していたのだ(やまだ)


WOWOW presents サザンオールスターズLIVE TOUR 2019
「“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!」supported by 三ツ矢サイダー
2019.05.12 (Sun.)
MetLife Dome

1. 東京VICTORY
2. 壮年JUMP
3. 希望の轍

4. 闘う戦士たちへ愛を込めて
5. SAUDADE〜真冬の蜃気楼〜
6. 彩〜Aja〜
7. 神の島遥か国
8. 青春番外地
9. 欲しくて欲しくてたまらない
10. Moon Light Lover
11. 赤い炎の女
12. 北鎌倉の思い出

13. 古戦場で濡れん坊は昭和のHERO
14. JAPANEGGAE (ジャパネゲエ)
15. 女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)
16. 慕情
17. 愛はスローにちょっとずつ(仮)
18. ゆけ‼︎力道山
19. CRY 哀 CRY
20. HAIR

21. 当って砕けろ
22. 東京シャッフル
23. DJ・コービーの伝説
24. わすれじのレイド・バック
25. 思い過ごしも恋のうち
26. はっぴいえんど

27. シュラバ★ラ★バンバ
28. ミス・ブランニュー・デイ
29. マチルダBABY
30. イエローマン〜星の王子様〜
31. マンピーのG★SPOT

En.1  I AM YOUR SINGER
En.2  LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜
En.3  栄光の男
En.4  勝手にシンドバッド
En.5  旅姿四十周年(旅姿六人衆)