こんにちは、山田です。
6月29日に桑田佳祐のニューシングル「ヨシ子さん」がリリースされました。それに伴って発表されたイベント"ULTRAヨシ子デラックス!ナイト"に運良く参加できましたのでその時の模様を思い出せる限りでレポートしようと思います。どうぞ宜しかったら最後までお付き合い下さい。


7月19日 東京某所
オールスタンディングの会場ではぎゅうぎゅう詰めになりながらもファンがその時を待っていた。会場には提灯が飾られおり桑田らしさを感じる。BGMには桑田佳祐のニューシングル「ヨシ子さん」の楽曲が流れ開演時間が近づくと待ちきれない会場から手拍子が起こる。

(サザンオールスターズ公式Twitterより)

開演時間になると照明が暗転。会場が歓声をあげる。最初に出てきたのはDJとアフロの男女3人。DJの格好をしていたのはサザンオールスターズのマネージャー木村くん。そしてアフロの男女2人もアミューズ・ビクターの社員さん。(桜子さんと……もう1人の方の名前はど忘れ。すみません)3人の自己紹介が終わると「会場に生中継が繋がっている」と言ってスクリーンに映像が映り出される。そこには産婦人科の待合室に座る桑田さんの姿が。桑田さんによると桑田さんの女房(原由子)が妊娠してしまって前日に破水。イベント会場に行けなくなった、という。勿論、これは桑田さんの粋なジョーク。会場は笑いに包まれる。ここで僕はなるほどと納得。この前、放送された歌番組「音楽の日」での桑田さんの発言がそのまま伏線になっていたのである。そんなことで生中継は途切れ、最初のコーナーが始まる。

①DJ木村によるダンスパーティー
コーナー1つ1つの名前は忘れたが趣旨はタイトルから察して頂きたい。サザンのマネージャー木村くんによるDJタイム。「ブラック・オア・ホワイト」「September」「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」などなど、世代を問わない洋楽の名曲達がリミックスされ10分以上の巨大なメドレーとして会場を盛り上げた。実際「桑田まだなのー」と思ったファンが大半だろうが前菜としてはなかなか良かったと思う。それにしても木村くんお疲れ様!!

ここで再び産婦人科の待合室に中継が繋がる。新聞を読みながらブツブツと喋る桑田さんの姿が。「サザンってやつらまだ活動してんの?w こいつら全員60だろw」という自虐に会場は爆笑。すると「オギャーオギャー」という赤ちゃんの声。どうやら無事にお子さんが生まれたらしい。名前は既に決まってるらしく、このあとで明らかになる。

②金原千恵子 登場
次のコーナーでは何とサザン、桑田のライブでもお馴染み、バイオリニスト金原千恵子さんが登場。クラッシックをバイオリンで生演奏して下さった。先ほどのコーナーとは違い会場全体が美しいバイオリンの音色に聴き入っていた。

③クリスペプラーさん 登場
次のコーナーではラジオ「J-WAVE」のナビゲーターのクリスペプラーさんが登場。抽選で当たるヨシ子さんTシャツを着ていた。先日、J-WAVEの企画としてネットで行われた『SAISON CARD TOKIO HOT 100』での桑田楽曲TOP10をメドレー形式で発表。100万件もの応募があったらしい。細かい順位は覚えてないのだが「ROCK AND ROLL HERO」「明日晴れるかな」「Yin Yang」「BAN BAN BAN」「祭りのあと」「悲しい気持ち(Just a man in love)」などなど年代を問わない楽曲達がランクイン。3位は「波乗りジョニー」2位は「スキップ・ビート」そして1位はなんと「ヨシ子さん」!!トップ10に「白い恋人達」がランクインせず1位が「ヨシ子さん」というプロモーション感はとりあえず置いておこう。

ランキングが終わると木村くんが桑田さんに電話をかける事に。電話に出た桑田さんは無事、お子さんが産まれたことを報告。名前は「ヨシ子ちゃん」との事。

④大抽選会
次のコーナーでは超レアアイテムがあたる抽選会である。ファンが各自持っている整理番号が見事くじで引かれればグッズ当選となる。桑田さんのサイン入りタオルに桑田さんのサイン入りポスターなどなど。最後の大物はなんと桑田佳祐がアーティスト写真で着ていた浴衣にサインが入ったもの。僕は当選しませんでしたが、当選された方々本当におめでとうございます!

このコーナーが終わったあと。
ステージに出てきた木村くんが「以上をもちまして"ULTRAヨシ子デラックス!ナイト"は終了になります」と告げる。それと同時に会場内に「オギャーオギャー」と赤ちゃんの泣き声が鳴り響いた。ファン達は「いよいよ来た」といって歓声をあげる。スクリーンの白幕が下がりステージ袖から桑田佳祐が登場!!地響きのような歓声と共にいよいよ白熱のライブが幕をあける。

⑤桑田佳祐のライブ

《セットリスト》

BLUE〜こんな夜には踊れない
スキップ・ビート
大河の一滴
銀河の星屑
百万本の赤い薔薇
100万年の幸せ‼︎
EARLY IN THE MORNING〜旅立ちの朝〜
ヨシ子さん
〈encore〉
明日へのマーチ
明日晴れるかな

この日のセットリストは上記の通り。新旧織り交ぜたセットリスト。ではレポートを続けようと思う。

いきなり「BLUE〜こんな夜には踊れない」のイントロが会場内に響き渡り紺のスーツに身を包んだ桑田佳祐がステージ袖から登場。会場が混乱と興奮と歓声で揺れる揺れる。オールスタンディングのため一気にファンが前へ前へ詰め込む。僕もそのタイミングで一気に前方に走り運良く2列目を確保。僕自身この至近距離で桑田さんを見たのは初めてだったので鼻血もんである。

1曲目は「BLUE〜こんな夜には踊れない」という選曲。ダンスパーティーにも関わらず「こんな夜には踊れない」を持ってくる桑田さん。笑 1988年発売の桑田佳祐ソロアルバム『Keisuke Kuwata』に収録された楽曲で、ライブでの演奏は2007年のツアー以来だと思う。声に渋さが増してCD音源とは違ういい味を出していた。
続いてKUWATA BANDの「スキップ・ビート」という懐かしのナンバーが続く。会場がディスコ化した瞬間であった。

ここでMCに入る。「いつものツアーとかは練習したりリハがあったり大変なんだけど今日はカラオケです。たまにはこういうのもいいでしょ?」と桑田さん。還暦を迎えてファンの前でのライブはこれが初となるため桑田さんも「ハイになってしまいました(笑)」と興奮した様子。前方で苦しんでいるファンに優しく声をかけ自分のペットボトルをあげるという優しい一面にキュン。

3曲目は来ました!新曲「大河の一滴」!カラオケではあるものの音に迫力があり桑田さんの喉も絶好調(ただ今回はライブでは歌詞をいつも以上に間違えていた)。最後、追い上げのところの歌いっぷりは見てて爽快だった。かっこよすぎでっせ!!!!

ノンストップで「銀河の星屑」が流れ出す。それと同時に金原千恵子が再登場。カラオケに合わせてのバイオリンで生セッション。「大河の一滴」と「銀河の星屑」が続けて演奏されるこのセットリスト。どこか似た雰囲気を持った2曲が続けて演奏されるのは必然だったような。

ここでまたMCに入る。"海の日"の話になりFNS歌謡祭で桑田さんが出た際の最後の花火はCGだというエピソードや若いタレントと自分のジェネレーションギャップの話などで会場が笑いで溢れる。(MCの順番が曖昧でよく覚えてないので、前後してる可能性があります)

「サーヤに捧げた歌です」という紹介と共に新曲「百万本の赤い薔薇」が流れ出す。かなりポップに仕上がったこのナンバー。軽快に歌う桑田さんを会場は暖かい手拍子で受け止めた。

"100万"繋がりを意識したのか続けて「100万年の幸せ‼︎」が披露された。お馴染みのちびまる子ちゃんのコスプレをしたダンサーが登場。彼女達に合わせて踊る桑田さん。笑みが自然と溢れる。

7曲目は「EARLY IN THE MORNING〜旅立ちの朝〜」というエロティックな選曲。当時、めざましテレビのテーマ曲にしようされていて確か振り付けもあった気がする……。やはりこのダンスパーティーという場でのベストな選曲を桑田さんはして来たのだろうか。

そして本編最後は「ヨシ子さん」!!初めて聴いた時は「摑みどころないし、ライブでも盛り下がりそう」なんて思ってたが見事にそんな考えを180度ひっくり返させられた。PVや歌番組で見たようなド派手でお祭り騒ぎなヨシ子さんワールドを目の前で見させられその迫力に唖然としてしまった。「チキドン チキドン」と歌いながら会場が気持ちよさそうに肩を揺らしていた。「ヨシ子さん」がより好きになってしまったよ。


(サザンオールスターズ公式Twitterより大阪公演での「ヨシ子さん」ライブ写真)

アンコールでは桑田さんと共に原坊と斎藤誠が登場。原坊は例の赤ちゃん「ヨシ子ちゃん」を抱えており(マネキン)その顔は目の周りが黒くパンダみたいなヨシ子さんメイクが施されていた。

アンコール1曲目は「明日へのマーチ」
コーラスに斎藤誠とタンバリンを片手に持った原坊が入り、リハーサルなしとは思えない生演奏が披露された。

最後のMCでは現在製作中というニューアルバムへの意気込みや、必ず近いうちにファンの前に帰ってくることを約束した。ファンと桑田さんが指切りげんまんをする一場面はあのキャパの会場でしか見ることができない素敵なものとなった。「最後はこの曲です」と少し残念そうに言った桑田さん。「明日晴れるかな」のイントロが流れ出す。またこの曲が大きな意味を持った瞬間だった。何度も聴いた曲のはずなのに一つ一つの歌詞が身に沁みた。

「明日晴れるかな…」

「遥か空の下」

⑥感想
これが僕が体験した120分です。抜けてるところ、多少の間違い、お許しください。僕自身、サザンのライブには何度か行っているのですがソロのライブを見るのは初めてでした。聴きたかった曲が聴けて大満足です。ただニューシングルから唯一「愛のプレリュード」が披露されなかったのは少し残念な気も。ライブの後半は最前列で見れたためこれ以上ない幸せを噛み締めております。終わった後に幸福感と虚脱感が相半ばして未だに余韻が抜けていません。本当に素敵で貴重な120分でした。タイトルに"新境地を見た"と書きましたがその言葉に偽りなしと添えておきましょう。還暦を迎えて「ヨシ子さん」という新曲を送り出し新たな扉を開いた桑田佳祐。 2016年一体桑田佳祐は何を見せてくれるのでしょうか。今後の活動に目が離せません。 (やまだ)


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